ハーレーの電子制御カスタムの魅力について

ハーレーは、大排気量で大型の、バイク乗りなら誰でもが憧れるバイクです。

通常のバイクは、スロットルを回した時にケーブルを直接接続することで、インテークのスロットルバルブを調整していますが、2016年以降のソフテイルのハーレーでは、「Throttle by wire」と呼ばれる、電子制御スロットルを採用しています。このシステムでは、アクセル開度を電子センサーにて読み取り、車載コンピューターに電気信号で伝えることで、コンピューターがスロットルのモーターを回転して開けています。この部品をカスタム品にすると、自分の好みに合わせてスロットル開度を調整可能で、思い通りの走りができるようになります。

また、2007年のモデルから「EITMS」という電子制御システムが搭載されています。エンジンが一定温度に達すると、アイドリング時のみ、リアシリンダーが休む機能です。この機能は、ディーラーにあるコンピューターにて「EMSあり」と「EMSなし」が設定可能でカスタムできます。一度、「EMSあり」に設定してみれば燃費も向上しますし、アイドリング時にシングルエンジンのような独特のエキゾーストノートが楽しめます。